フロントガラスの飛び石修理|自分で直せる傷と専門店に相談すべきケース

フロントガラスの飛び石修理|自分で直せる傷と専門店に相談すべきケース

※この記事は2026年9月22日に内容を更新しました。

フロントガラスの飛び石修理(ガラスリペア)は、キズの大きさ・位置・形によって、自分で補修できる場合と、専門店へ相談すべき場合があります。小さなキズでも、振動や温度変化でヒビが広がることがあるため、早めに状態を確認してください。この記事では、DIY補修の判断基準、専門店の修理費用、放置リスク、車検・保険への影響を解説します。

こんにちは!

高速道路を走っている時、突然、
「パチン!」
と音がすることありませんか?

何か当たったなと思って、車を止めてフロントガラスを見てみると、小さなキズ。
これ、結構ショックなんですよね。

指先で隠れるくらいの小さなキズなのに、
「このままヒビが広がらないかな」
「ガラス交換になったら高そう」
「保険は使えるのかな」
「車検は大丈夫かな」
と、急に考えることが増えます。

さて。
今日は、フロントガラスにできた飛び石キズについて書きます。

結論から言うと、小さな飛び石キズであれば、自分で補修できる場合があります。
ただし、どんなキズでも自分で直せるわけではありません。

今回は、実際のBefore・After写真も見ていただきながら、自分で補修できるキズと、専門店に相談した方がよいキズについて説明します。

まずは、実際のBefore・Afterです

補修前のフロントガラスの飛び石キズ。指先と比べた大きさ

Before|補修前

L-99で補修した後のフロントガラスの飛び石キズ

After|補修後

Before|補修前

フロントガラスにできた飛び石キズです。
指と比べると、それほど大きなキズではありません。

「これくらいなら、そのままでも大丈夫かな」
と思うくらいの大きさです。

でも、中心部分が欠けていて、その周辺にもキズが見えます。

After|補修後

ウチの「ウインドガラスのキズ修理セット L-99」を使って補修した後です。

「新品同様になりました!」
と言いたいところですが、さすがにそれは言い過ぎです。

キズが100%見えなくなったわけではなく、よく見ると補修跡は少し残っています。
でも、Before写真と比べると、かなり目立ちにくくなりました。
これが、実際の仕上がりです。

※写真は施工例です。キズの形、深さ、キズができてからの時間、施工条件などによって仕上がりは異なります。また、BeforeとAfterでは撮影角度や光の当たり方が異なるため、見え方にも差があります。

小さいキズなら、放置しても大丈夫?

「これくらい小さければ、急いで直さなくても大丈夫そう」
そう思いますよね。

ただ、小さなヒビやキズは、走行中の振動や温度変化などをきっかけに、広がることがあります。
もちろん、すべてのキズが必ず広がるわけではありません。

でも、昨日まで小さな点だったキズが、ある日見たら長いヒビになっていた、ということもあります。
ヒビが長くなってしまうと、市販の修理キットでは対応できず、フロントガラスの交換が必要になる可能性もあります。

ですので、小さいから放置するのではなく、小さいうちに状態を確認することが大切です。

専門店に頼むのが安心。でも、当然お金はかかります

フロントガラスのキズは、専門店に持っていけば修理してもらえます。
プロに状態を見てもらえるので、その方が安心なキズもあります。

ただ、当然ですが費用はかかります。
キズの状態によっては、リペアでは対応できず、フロントガラス交換になることもあります。

では、実際にいくらくらいかかるのでしょうか。

たとえば、ジャパンオートガラスさんが公開しているリペア料金は、1か所で約9,900〜14,300円(税込)。オートバックスのSmart+1では、16,500円(税込)からとなっています。もちろん、お店やキズの状態によって変わります。

交換になると、さらに金額が変わってきます。ジャパンオートガラスさんの案内では、国産の社外品ガラスで5万〜10万円前後、純正品では8万〜20万円以上が目安です。車種や装備によっても違うので、実際には見積もりが必要です。

ちなみに、ウチのL-99は公式ストアで3,120円(税込)です。

「それなら自分で直したい」と思いますよね。
ただ、これは商品代ですし、どんなキズでも補修できるわけではありません。そのあたりは、このあと説明します。

※2026年9月22日確認の価格例です。全国共通の相場ではありません。交換費用は参照先で税込・税別や工賃などの内訳が明示されていないため、依頼先に総額をご確認ください。

参考: ジャパンオートガラスの料金案内/ Smart+1のリペア料金/ L-99公式ストア

「それなら車両保険を使えばいいのでは?」
と思いますよね。

飛び石によるフロントガラスの損傷は、契約内容によっては車両保険の対象になります。
ただし、保険を使えば何もなかったことになる、というわけでもありません。

飛び石による窓ガラスの破損で車両保険を使った場合、一般的には1等級ダウン事故として扱われ、翌年の等級や保険料に影響することがあります。
実際の扱いは契約内容や保険会社によって異なるので、保険を使う前に確認が必要です。

つまり、

  • 専門店に頼むと費用がかかる
  • ガラス交換になると、さらに費用が大きくなる場合がある
  • 保険が使えても、翌年の等級や保険料に影響する可能性がある

ということです。

小さなキズなのに、修理の話になると、急に話が大きくなるんです。

なら、自分で直せばいいねという話になるんですが

ここで、少し待ってください。

市販のガラスリペアキットを使えば、どんな飛び石キズでも自分で直せるわけではありません。

ウチのL-99の場合、次のようなキズは完全に補修できない、または補修に向いていません。

  • 窓の縁から5cm以内にあるキズや、窓枠まで届いているヒビ
  • ヒビも含めたキズ全体が2cm以上ある
  • キズができてから、かなり時間がたっている
  • キズの中にゴミやホコリが詰まっている
  • ワイパーによる擦りキズ
  • 小石などによる、ヒビになっていない小さな欠け

窓の縁に近いキズは、小さくても対象外です。また、キズ全体が2cm以上あると、ヒビの先端まで補修液が浸透しにくく、補修後もヒビが広がる可能性があります。

もう一つ、飛び石が当たった中心の凹みの大きさも関係します。L-99は、この凹みの直径が8mm未満であることが条件です。大きすぎると、補修に使う台座の穴に収まりません。

「2cmより小さければ、絶対に大丈夫」
ということでもありません。
キズの形や位置、内部の状態によっても変わります。

補修できる状態なのか自分で判断できない時は、無理に作業せず、専門店に相談してください。

ほかにも、キズの深さや、石が当たった箇所の数などによって使えない場合があります。細かな条件は、 フロントガラス リペアキット L-99の商品ページと付属の説明書で確認してくださいね。

補修すれば、もうヒビは広がらない?

ここも気になるところだと思います。

結論から言うと、
補修すれば、今後絶対にヒビが広がらないとは言えません。

もともとのキズの状態や、その後に加わる振動、衝撃、温度変化などによっては、補修後にヒビが広がる可能性も残ります。

ただ、補修できる小さなキズのうちに対応することで、何もしないまま放置するより、ヒビが広がるリスクや不安を減らすことにつながります。

大切なのは、
「補修したから、もう絶対大丈夫」
と思うことではなく、
「大きなヒビになる前に、できることをしておく」
ということです。

補修すれば、車検も大丈夫?

これも、よく気になるところですよね。

L-99で補修したから、必ず車検に通るとは言えません。

フロントガラスのキズは、

  • キズの位置
  • キズや補修跡の状態
  • 運転時の視界への影響
  • ヒビが広がっていないか

なども含めて判断されます。

特に、運転席の正面など、視界に大きく関わる位置にあるキズは注意が必要です。

ただ、小さなキズを放置し、車検前になって長いヒビへ広がっていたら、急いでガラス交換をしなければならない可能性があります。

ですので、
補修すれば車検は絶対大丈夫、ではなく、車検前に大きな問題にならないよう早めに対応しておく。
この考え方がよいと思います。

車検への影響が心配な場合は、補修する前に整備工場や専門店へ確認してください。

ここで、少しだけ宣伝です

ウチの売れ筋商品の一つに、
「ウインドガラスのキズ修理セット L-99」
があります。

フロントガラス(合わせガラス)の表面側にできた、小さな飛び石キズを自分で補修するための商品です。
台座と注射器を使ってキズの中に補修液を浸透させ、キズを目立ちにくくし、ヒビが広がるのを抑えます。

商品を売っている会社が言うのも変ですが、キズが100%見えなくなる商品ではありません。
ただ、補修できるキズであれば、今回のBefore・After写真のように、かなり目立ちにくくできる場合があります。

補修できないキズもありますので、使用前に取扱説明書をよく確認してください。

実際に使うときのコツは、別の記事にまとめています。
「やってみようかな」という方は、作業を始める前にこちらも読んでみてください。

きれいに仕上げるために。ガラスリペアキットを使うときの7つのコツ

なお、補修液の硬化には、直射日光またはUVライトを使います。
曇りの日や夜間、屋内で作業する場合は、UVライトがあると安心です。

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この2つをまとめた、オンライン限定のセットもあります。

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まとめ

フロントガラスの飛び石キズは、小さいうちであれば、自分で補修できる場合があります。
一方で、キズの状態によっては、専門店でのリペアやフロントガラスの交換が必要です。

専門店に頼めば費用がかかりますし、車両保険を使った場合も、翌年の等級や保険料に影響する可能性があります。

だからこそ、キズを見つけた時に、

  • 自分で補修できるキズなのか
  • 専門店に相談した方がよいキズなのか

を早めに確認することが大切です。

小さいから大丈夫と思って放置するのではなく、小さいうちにきちんと確認する。
自分で補修できるキズなら、早めに補修する。
自分で判断できないキズなら、専門店に相談する。
それが一番です。

では、また!

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