フロントガラスのキズ修理セットで失敗しないために。きれいに仕上げる7つのコツ
フロントガラスのキズ修理セット。
説明書どおりに作業したつもりなのに、キズが思ったほど目立たなくならなかった。
そんな話を、ときどき見かけます。
実は、修理後の仕上がりには、作業中のちょっとした違いも影響します。
たとえば、
- 付属のピンでキズ口を十分にほじくれていない。
- キズの中の空気が抜けておらず、補修液が奥まで浸透していない。
- 直射日光またはUVライトで、補修液をしっかり硬化できていない。
など。
どれも小さなことですが、フロントガラスの(飛び石)補修では、その小さな違いが意外と大切です。
今回は、フロントガラスの修理セットを使うときに、失敗を減らすためのコツをまとめます。
難しい技術の話ではありません。
作業を始める前に、少しだけ知っておいてほしいことです。
さて、本題の7つのコツをご紹介する前に、まずはキズの状態を確認してください。
そもそも自分で修理できるキズなのか、それとも専門店に相談したほうがよいのか。
判断に迷っている方は、先にこちらの記事をご覧ください。
フロントガラスに飛び石キズができたら?自分で修理できるキズと専門店に相談すべきケース
無理に自分で直すことはおすすめしません。
特に、運転支援用のカメラやセンサーに近いキズ、視界に大きく関わるキズは、専門店に相談してくださいね。
では、本題に入ります。
1.説明書は、作業を始める前に最後まで読む
当たり前のように聞こえますが、これは本当に大切です。
作業をしながら次の手順を読むと、途中で慌てます。
「あれ、次はどの部品だろう」
「この状態で合っているのかな」
そうならないように、まずは箱の中身を確認し、説明書を最後まで読んでください。
YouTubeでも使い方の動画を公開しています。説明書とあわせてご覧いただき、作業のイメージをつかんでみてください。
ウインドガラスのキズ修理セット L-99の使い方を動画で見る
一度、作業の流れを頭の中でたどってから始めるだけでも、かなり落ち着いて進められます。
作業を始めてから説明書を読むのではなく、説明書を読んでから作業を始める。
よくある話ですが、やはりこれが大切です。
2.付属のピンでキズ口に残ったガラス片を取り除く

フロントガラスに飛び石が当たると、キズ口に細かなガラス片が残ることがあります。
このガラス片を取り除かないまま作業を始めると、補修液がキズの奥まで入りにくくなってしまいます。
これ以上触ったら、キズが広がるのでは?と思って、遠慮してしまう方もいると思います。
ただ、説明書にあるとおり、付属のピンでキズ口をほじくり、残っている細かなガラス片を取り除くことが大切です。
もちろん、必要以上に力を入れたり、キズの範囲を広げたりする必要はありません。
補修液が入るための通り道をつくる。そんなイメージです。
3.施工前にガラス面を清掃・脱脂する

次に、補修器具を取り付ける周辺のガラス面をきれいにします。
ガラス面に油分、水分、汚れが残っていると、台座がうまく密着しないことがあります。
台座が浮いてしまうと、そこから空気が入ったり、補修液が漏れたりする原因になります。
きれいにした後は、ガラス面がしっかり乾いていることを確認してから作業を始めます。
ただし、キズの中にクリーナーや水分が入らないように注意してください。
清掃するのは、台座を取り付ける周辺のガラス面です。
4.台座をガラス面にしっかり密着させる

台座を取り付けるときは、キズがきちんと中心に来ているか確認してください。
位置がずれていると、補修液がキズ口へうまく入らなくなります。
もう一つ大切なのが、台座とガラスの間に隙間をつくらないことです。
取り付けたら、台座が浮いていないか、周囲がしっかり密着しているかを確認します。
すぐに次の作業へ進みたくなりますが、ここは少し丁寧に。
補修液の液漏れを防ぐためにも、位置と密着の確認は大切です。
5.泡が出なくなるまで、しっかりエア抜きをする

ここは、仕上がりを左右する大事な作業です!
キズの中には空気が入っています。
この空気が残ったままだと、補修液がキズの奥まで入ることができません。
エア抜きの作業中に泡が出てくるのは、キズの中から空気が抜けているためです。
すぐに終わらせず、説明書に従って、泡が出なくなるまでしっかりエア抜きをしてください。
見た目には小さなキズでも、その中には細いヒビが伸びています。
その細い部分にまで補修液を届けるには、先に中の空気を抜いてあげる必要があります。
6.補修液がキズの奥まで浸透しているか確認する

エア抜きができたら、補修液をキズの奥まで浸透させます。
補修液を表面にのせるだけでは、十分な補修にはなりません。
キズの中に残っていた空気と入れ替わるように、補修液が奥まで入っていくことが大切です。
横から裏からキズを見るなどして、補修液が浸透しているかを確認してください。
ここで急いで器具を外してしまうと、補修液が十分に入らないまま作業を終えることになります。
もう入っただろうと感覚だけで進めず、説明書に書かれた時間と手順を守ってください。
7.直射日光またはUVライトでしっかり硬化させる

補修液が入ったら、最後に補修液(レジン液)を硬化させます。
直射日光、またはUVライトを使用してください。
表面が固まったように見えても、途中で動かしたり、触ったりしないこと。
説明書に書かれた時間を守り、しっかり硬化するまで待ってください。
最後の工程なので、早く仕上がりを見たくなるところですが、ここは焦らずに待ちましょう。
最後に
Before|補修前
After|補修後
※写真は施工例です。キズの状態や撮影条件によって、仕上がりの見え方は異なります。
修理セットを正しく使っても、キズが完全に見えなくなるとは限りません。
ここは、きちんとお伝えしておきたいところです。
フロントガラスのキズは、形も深さも一つひとつ違います。
キズができてからどのくらい時間が経っているかによっても、仕上がりは変わります。
この修理セットは、キズの中に補修液を浸透させて目立ちにくくし、ヒビが広がるのを抑えるための商品です。
商品を売っている会社が言うのも変ですが、どんなキズでも完全に消せる魔法の道具ではありません。
だからこそ、キズの確認、作業前の準備、正しい手順が大切です。
アウグでは「ウインドガラスのキズ修理セット L-99」を販売しています。
フロントガラスにできた小さな飛び石キズを、ご自身で補修するための商品です。
必要な道具はひととおりそろっています。
ご購入の前に、商品ページの注意事項と、先ほどご紹介した記事を必ずご確認ください。
AZ-01UVブラックライト
¥1,280(税込)
商品を見る ›
この2つをまとめた、オンライン限定のセットもあります。
L-99+AZ-01ウインドガラスのキズ修理セット+UVブラックライト
¥3,480(税込)
商品を見る ›
少し時間に余裕のある日に、焦らず、ゆっくり作業を。
それが、きれいに仕上げるための一番のコツです。
では、また!
